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底辺サラリーマンのほのぼの社蓄生活

生きるのに疲れた底辺サラリーマンが日々の雑記を記していきます。

うつ病での休職から復帰後に半数が再取得、期間は1回目よりも伸びる傾向に

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どうも、社蓄くんです。

ヤフーニュースで興味深い記事がありました。

再休職が多いというのは、以前から言われていたことではあります。

こちらの2013年4月のwedgeの記事では、再休職率は60%とされています。

なぜ、このようなことが起きるのでしょうか?

私の考えをご紹介したいと思います。

1.復職後に今までの遅れを取り戻そうと頑張ってしまう

うつ病などに罹患する人は、基本的に真面目な人が多いといわれています。

そのため、うつ病を発症し、休職をすると、そのことに負い目を感じ、その分の遅れを取り戻そうと、復職後はフルパワーで働いてしまうこともあるようです。

そうなると、また心理的に負担が大きくなり、うつ病適応障害などが再発してしまう可能性もあると思います。

これは傾向としてはっきりとしているものですので、対応策について会社側も配慮すべきであると思います。

 

2.会社側が精神疾患からの復職者に対して無神経

古い体質の企業の場合、精神疾患うつ病適応障害など)や休職に理解が浅い場合があります。もちろん、復職後の扱いなどについても、かなり適当です。

「休職するぐらいなら辞めたらいいだろ」と平気で休職者に言う人もいます。

また、パワハラや人間関係が原因で精神疾患を発病し、休職した場合、配置転換をする必要がある場合があります。

そのときに休職者を別部署に配置したとき、受け入れ先の部署が休職者の病気や、復職後の働き方に理解が無いと危険です。

復職した=病気が完全に治って元通り

と思い込んで、他の社員と同等の業務量を課したり、厳しい指導をするなどの対応をしてしまう可能性があります。

復職したからと言っても、病み上がりですので、ならし運転はゆっくりと行うべきでしょう。

例えば、足を骨折したが、しばらく通院をして骨は完全にくっついたので、趣味のジョギングを再開し、毎日10kmは走ろう、とはならないでしょう。

まずは軽い歩行から初めて、それからゆっくりとならしていくと思います。

骨はくっついたとしても、まわりの筋肉なども弱っているでしょうから。

うつ病も同じものですが、骨折と異なり、目に見えて完治したかどうかわからないと思います。

そのため、本人も周りも治ったと思っていても、実は治っていない、ということは有り得ることです。

その可能性を無視して、いきなり多くの仕事を任せたり、心理的に負荷がかかるような状況に置くことは、労働者の健康に配慮しているとは言い難いのではないでしょうか。

休職者は長い休養で仕事の知識や勘を失っていると考えるべき

長期で休職した社員は、長い間、業務から離れていたため、仕事の知識や勘などを失っている可能性があります。そのため、普通に健康なままの社員と同じ知識や仕事の成果を求め、結果、復職者が仕事上でミスを出し、それに厳しく指導する、という状況が発生する可能性があります。

最初のヤフーニュース記事に、復帰後2年間は特段の注意が必要とあるように、これぐらいの期間は、上司や労務管理箇所は注意する必要があると思います。

復職者を復職に伴って配置換えをしたのならば、受け入れ先の部署の管理職は、復職者の病気について理解し、再発しやすいことを念頭に置きながら、業務を与えていくべきであると思います。

また、ミスをした場合は、積極的にフォローしたり、他の健康な社員と同じような指導をするのではなく、ミスを再発させないように一緒になって考える、そうやって温かく見守る必要があると思います。

現実は復職者に理解や配慮の深い企業は少ない

ただ、実際のところ、このような丁寧なフォローを復職者に実施している企業は少ないのだと思います。

そうでなければ、復職者が再休職する率が50~60%という事実は起こりえないはずですから。

また、社員の健康管理をしている部署、産業医なども、復職者について繊細にフォローを行い、復職者が戻った職場の管理者に対しては、復職者の病気の理解について指導をする必要があると思います。

 

3.会社側があえて復職者に無理をさせている?

これは特殊なケースかとは思いますが、休職した時点で会社にとっては扱いづらい、面倒な存在となったため、遠まわしに退職させようとしてくる場合です。

そこであえて多くの仕事を与えて、負荷を重くし、再発させるという図式です。

会社としては、「復職して自信をなくしていると思うので、自信をつけさせるために仕事を与えただけだ」ともっともな言い分を広げてくるかもしれませんが、実際の本心は不明です。

少なくとも、心理的負荷がかかっているかどうかは、一緒に仕事をしていれば、雰囲気や態度、話し方でわかると思います。

復職したばかりの人に対しては、よりいっそう、注意深く観察し、何か変な点があれば、体調を聞いたり、仕事を減らしたり、なんらかの対応はいくらでも取れると思います。

部下の体調を管理するのは管理職の義務ですので、復職した社員が再休職をするということは、その義務を怠ったといえるのではないでしょうか。

 

休職・復職 適正な対応と実務 (労政時報選書)

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